ライティングが重要な理由
下記の通り、英検では、リーディング・リスニング・ライティングとそれぞれ650点のCSEスコア(英検上のスコア)があります。そうです。ライティングを対策せずに行くと3分の1の点数を初見で挑むということになります。ですから、たかがライティングと思わないでください。
配点
リーディング 650点満点
リスニング 650点満点
ライティング 650点満点 計 1950点
では、実際に例題を解きながら攻略していきましょう!
例題
●以下のTOPICについて、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。
●POINTS は理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし、これら以外の観点から理由を書いてもかまいません。
●語数の目安は80語~100語です。
●解答がTOPICに示された問いの答えになっていない場合や、TOPICからずれていると判断された場合は、0点と採点されることがあります。TOPICの内容をよく読んでから答えてください。
TOPIC
In some Japanese university programs, students must study abroad for one year. Do you think university students should study abroad?
POINTS
●Cost
●Work
●Communication
(『英検2級予想問題ドリル[新試験対応版]』より抜粋)
例題回答例
I believe it is good for university students to study abroad. One reason is that they can make friends from all over the world. Thanks to SNS, they can keep in touch with friends easily even after returning to Japan. Also, with experience abroad, they will be able to communicate with foreigners without hesitation. The world is becoming more and more globalized, so even when working in Japan, they will have many chances to do business with foreign people. For these reasons, I think university students should study abroad.
(『英検2級予想問題ドリル[新試験対応版]』より抜粋)
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注意すべきポイント
1、文字数に気を付ける
2、時間配分に気を付ける
3、問題をよく読む
4、POINTSを活用する
5、まず日本語で答えを考えてみる
1、文字数に気を付ける
英検二級のライティングでは、文字数が80語~100語とされています。必ず80語以上100語以下の文字数で回答しましょう。
2、時間配分に気を付ける
一次試験ではリーディング 85分+リスニング 約25分という構成となっています。ですが、ここで注意すべきポイントはライティングは、85分間のうちに含まれるということです。よく勘違いされる方がいらっしゃるのですが、85分間すべてをライティング以外の個所で使い切ってしまう方がいます。ですから、ライティングの時間は20分~25分ほどあらかじめ取っておくことが大事です。十分気を付けましょう!
3、問題をよく読む
例題を見てください。「以下のTOPICについて、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。」とあります。ここで重要なポイントは「2つ」という点です。ここを読み落としてしまうと、採点の際に大きく点数を引かれてしまいますので、条件つき問題には十分に注意してください!
4、POINTSを活用する
まず、問いを翻訳してみると、【いくつかの日本人大学生プログラムでは、生徒は一年間留学しなければならない。あなたは大学生は留学生は留学すべきだと思いますか?】となります。その上で、例題の下の方にPOINTSとありますよね。cost/work/communicationとあります。つまり、POINTSでは質問内容に対する回答に関連する単語を教えてくれているのです。例えばcost→留学にはお金がかかるなどのような形です。POINTSからもヒントが隠れていることを忘れないでください!
5、まず日本語で答えを考えてみる
最初から英語で考えるのではなく、まずは日本後で考えてみてください。つまり、日本人から質問されていると思い込んでください。ライティングの質問はそこまで難しくないように設定されています。ですから、当然日本語で聞かれれ答えることができるはずです。英語で書かれると難しいと思い込んでしまうかもしれません。ですから、日本人に聞かれているんだ!といった風に日常生活レベルで日本語で考えてみましょう。
文字数がたりないよ。。そんな時は
80語~100語といわれて、「余裕でしょ」と思われる方もいるかもしれませんが、案外100語は苦戦するかと思われます。そんな時は、接続詞でかせぎましょう!どういうこと?と思われるかもしれませんが、接続詞はかなり文字数を稼ぐことができます。
例えば、「そして」と書きたいとき、あなたなら何と書きますか?
andですか?soですか?いろいろあるとおもいます。しかし、ここではどちらとも一語ですよね。そんな時は、できるだけ長い接続詞で表現しましょう!例えば、further more / in additionなどできるだけ多めの語を使ってみてください!
ライティングの裏技
文字数を大きくかせぐことができる裏技があります。それは、最初の導入文と最後のまとめの分を同じ内容で書いてしまうということです。
例えば、【いくつかの日本人大学生プログラムでは、生徒は一年間留学しなければならない。あなたは大学生は留学生は留学すべきだと思いますか?】という上記の例題の答えを考えるとします。
最初は、I think that university studentsn’t study abroad.と書いたとします。
そしたら最後は、This is whyを使います!意味としては、「こういうわけで~」という意味になります。
最後は、This is why I think that university studentsn’t study abroad.
と書いてしまえば、20字程度稼ぐことが可能ですね!必ず覚えちゃいましょう!
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